Pride of football...

このブログはサッカー、野球などのスポーツ中心のブログです。 (海外サッカー関連記事多数)

独断と偏見でスポーツ界のことを伝えていこうと思うので気が向いた時にきてもらえるとうれしいです。

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すなお力

自分の進む道の1つが見えてきた気がする.

今日も渋谷行ってきて,ここ1週間で3回目.

友達と遊ぶためでもなく,買い物するためでもなく,自分の将来のために

憧れてる人と一緒に過ごす時間を作って,

いろんな話を聞いて,それを素直に受け入れる.

どんな分野の人だって,何を目指してる人だって,それが一番夢に近づけると思う.

サッカーだって,野球だってコーチに教えてもらうのは当たり前.

勉強だってそう.みんな学校に行って,自分よりいろいろい知ってる先生から教えてもらう.
ただ,それは自分が選択したことでも,やりたいことじゃなかったりもする.

やってるうちに自分の想像と違くて,つまらなくなるときだってあると思う.

俺の場合なんて15歳で土木の道を選んだしかも建築と勘違いしてwww

大学生ごときで自分の考えが絶対正しいとか思ってるやつは,

社会に出て通用しないよねだって知らないことだらけなのはみんな一緒だし.

だから教えてもらうのは当たり前のことだし,

教えてくれる人がいることはめちゃめちゃありがたい.

もし自分が本当にやりたいことが学校でできてるなら,マジで幸せだと思う.

でも実際学校でやってる事がメチャメチャ好きで,

自分の将来の幸せに直結してるとか言いきれるやつなんて,

どんなに多くても1割もいないと思う.

だって実際学部決めるのだって17才とか18才とかでめちゃめちゃ若いし.

学生の考えなんてころころ変わるし.

つーか,いろんなものを取り入れて,考えてるやつはどんどん変わってくことが多い.

どんどん成長できるように,吸収力を最高にするために,素直になることは絶対必要.

自分が目指す夢とかヴィジョンがしっかりあれば,自分の行動だって絶対かわるよね.

それは例えば,テストで60点取りたいから,テスト前勉強するのと一緒.

頭いいやつに聞いて,素直に勉強するしかないよね.

つーかこれが一番手っ取り早い.

同じように,夢とか目標をしっかり据えれば,自分の行動は変わる.

それを強く思えば強く思うほど,それを達成するために行動するし,

もしそれが好きなことなら,その過程は全然大変じゃなかったり.

しかもそん時に教えてくれるメンターがいればなお最高.

あとはどれだけ自分が素直に吸収していけるか.「素直力」ってかなり大事.

とか,全く素直じゃなかった俺が言ってみたりw


やる気のスイッチ!!

という本が1125日に発売になりました!!

サンクチュアリ出版ってとこが出してる本なんだけど,

この出版社の本て素敵な本が多い.

自分は山崎拓巳さんが好きだし,あとは高橋歩さんなんかの本も出してる.

どちらもすごい素敵な人.

やっぱりやる気って続かない事多いじゃん?

そぉいう時にどぉしたら,自分のやる気がでるか知ってる?

たぶんその方法って人それぞれだと思うんだよね.

でも,そのスイッチってやつが見つかったら,日々の生活って変わるよね.

だって,やる気がないときに,やる気を出せるわけだから.

この本にみんなの「やる気のスイッチは何か?」ってことの,

答えが載ってるってことはないかもだけど,でも絶対いいヒントをくれると思う.

いろんな状況の人に,合うように文章を書くのがすごいうまい人だから

えー,完全に本のPRになったけど私はサンクチュアリ出版のまわし者ではありませんw

流経柏、王者の貫禄見せる。

高校サッカー準決勝,「流通経済大柏 vs 津工業

結果は我らが流経柏が6対0の大差で勝利を収める事となった.

残念だったのは津工業が気持ちで折れてしまった事.

それに対して津工業のカウンターにも集中力を切らさず無失点で乗り切ったディフェンス陣は,大量得点を奪った攻撃陣よりも大きな収穫だろう

前半とくに序盤はお互いのいいところを出し熱戦が繰り広げられていた

この均衡を破ったのが流経柏のエース大前

この試合4得点を挙げる事になる小さな大エースが,すばらしい個人技から完璧なシュートでネットを揺らした.

その後流れは少しずつ流経柏へ.

ここまでチームに勝利をもたらしてきた自慢の攻撃陣は流経柏の前に鳴りを潜め,県予選から問題があったと見られる津工業の守備は,完成された戦術による,機能美さえ感じさせるパスワークに崩壊した.

流経柏のプレスは,ここまで複数得点を記録してきた津工業の攻撃陣を,無失点に抑えたどころか,決定的なチャンスすら作らせなかった.

これが流れを完全に引き寄せただろう.

チームとしての力の差は点差ほどはなかったと思う.

それでも3点目を奪われてからは,津工業は本来の姿を失ってしまっていた.

ラフプレーも増え,パスワークが自慢のチームのはずが,個人技に走ってしまっていたのは非常に残念だ.

対する流経柏は王者の貫禄を見せた.

前半はいい試合をしていたものの,試合巧者と印象を与え,後半は大前の爆発もあり,一気に攻め立て試合を決めた.

常に精神的に優位に立ち,これまで見られた決定力の低さも見られなかった.

この洗練された戦いを決勝でも披露できれば優勝も難しくないだろう.

流経柏 vs 東福岡

好カードとなったこの試合,結果から書けば勝利の女神が微笑んだのは流経柏だった.

その勝敗はPKとい残念な方法で決められた.

解説の前園は両チームがいいところを出し合ったいい試合と言っていたが,どちらかというと,持ち味を消しあったいい試合だったと思う.

東福岡のこの世代の試合は見たことがないので,今日の試合で出ていたのが本来の戦いだとすれば少し残念だ.

サイドを切り開くその力は持っているものの,CK狙いのプレーも見られた.

もちろん高さがあるチームだし,それを生かすのは最も効率のいいプレーなのかもしれない.

プロでそれを目指すのであれば反対はしないが,高校生でそういうサッカーを目指してしまっては選手の伸び白がつぶされてしまうと思う.

できれば指導者にはそういうチームを作ってほしくはない.

流経柏は前の試合に引き続き決定力に改善の余地が見られた.

本当に決定的なチャンスが3度はあった.

そのうち1つは相手ディフェンスが体を張ったがあとの2つは枠を外してしまった.

早急に改善できる問題ではないので,選手権はこのままチャンスをいかに作り出すかにかかってくるだろう.

チャンスを多く作り出すほうが見ていて楽しい事は確かだが….

試合の展望をすれば、試合を支配していたのは東福岡だっただろう.

それでもそれを堅守で守って,スピーディーな攻撃で決定機を作っていたのは流経柏.

両チームの守備意識の高さが目立ったいい試合だった.

この試合で改めて思ったのは大会規定の悪さ.

スコアレスの緊迫したままの状態で前後半がおわったのに,延長戦が戦えないというのはとても残念だ.

全国大会くらい一回戦から延長戦を戦わせてあげてほしい.


ロナウジーニョ不要論を考える


はじめに断っておくが,私はバルセロニスタではない.

まぁ大きな問題ではないが.

2年前バルサの主役といえばロナウジーニョであった.

世界で最も観衆を沸かせ,世界で一番結果を残している男であった.

それどころか「全てのタイトルはロナウジーニョの元に集まる」とさえ言われていた.

ワールドカップから,チャンピオンズリーグ,バロンドールまで彼はタイトルをとりつくした.

しかし昨年から不調がささやかれ,それと同時にバルサの黄金時代も終焉を迎えた.

いまや「全てのタイトルはカカーの元に集まる」と言っても過言ではなく,バルサの主役は若干20歳の天才メッシに奪われた形となった.

それでは本題の不要論に入るが,私の結論はNOだ.

データから見れば

2004-2005 9得点

2005-2006 17得点

2006-2007 21得点

とその数字は明らかだ.

フリーキックやPKによる得点が増えたという人もいるだろう.

もちろん今のプレースタイルは2年前のようなスペクタクルなプレーで何人も抜き去り,決定的なゴールを入れるというものではなくなってきている.

これが不要論噴出の一番の理由だろう.

それでも結果から見ればロナウジーニョ自体は結果を十分に残している.

プレースタイルは異なるにしても,1人で違いを作り出しているプレーヤーであることは間違いない.

メッシの成長,アンリの加入,ドスサントスボージャンが頭角をあらわしたことも大きく関係するだろう.

それでも守備をしないのは以前から変わらないことだし,アンリやドスサントス,ボージャンより結果を残していることは確かだろう.

ファンがスペクタクルを求めるのは当たり前なことだし,ロナウジーニョに以前のプレーを求めるのも普通なことだ.

しかし彼を正当に評価しないのは大きな間違いであり,放出するのであれば,ぜひとも我がインテルにほしいところだ.

これについてはモラッティ会長がいらないと言っているらしいが….

私としては今のバルサが機能しないのはライカールトによるところが大きいと思う.

実際にライカールトは監督として,戦術家として疑問符がつくだろう.

今のバルサだって助監督だったテン・カーテが作り上げたチームだし,その彼がチーム去ったとたんにタイトルが取れなくなったのだから明らかだ.

個人的な意見で反感を持つ人もいるだろうが,こういう考えをもつ人もいるということをわかってほしい.

筋書きの無いドラマが始まる

高校サッカー界における最大のイベントである,全国高校サッカー選手権大会が今月30日にはじまる.

われ等が千葉県の代表は流経柏,千葉県大会や関東大気の高校サッカーを見ている人にしてみれば,ここ数年は安定して結果を残し続けているいいチームだ

今年の高円宮杯を制したことで全国でもある程度の知名度はあるかもしれない.

千葉県大会の決勝では市船(市立船橋)をやぶりその強さを証明した.

市船はいわずとしれた超強豪校.

全国でも帝京国見に並び圧倒的な実績を誇ってきた.

今年のインターハイでもその強さを示し,堅守のチームでありながら決勝でも4発と爆発し,圧倒的な強さで全国優勝をはたしたのは記憶にあたらしいところだろう

他にも全国優勝の経験がある八千代や,習志野幕張総合柏日大などの強豪校がひしめく千葉県大会は,今や静岡に次ぐ新サッカー王国ともいえるだろう.

ここを制した流経柏は間違いなく全国大会の優勝候補の一角だ.

今回は千葉県民目線で書かせていただいたが,そうでない人も,サッカーがすきなのであれば,観戦料も格安ですし,生で見に行ってみるのもお勧めです.

筋書きの無い,最高のドラマがあなたをまっていることでしょう.

人々の記憶に残ること…。

リーガ・エスパニョーラを牽引する2強,FCバルセロナとレアル・マドリッドの一戦は,こう評される.

エル・クラシコ

今回はバルサがホームのカンプ・ノウでレアルを迎えうつ.

世界が注目する一戦の狼煙(のろし)が上がった.

この試合バルサは,3-4-3という超攻撃的なスタイル.

3トップにはメッシ,ロナウジーニョ,エトーと超快足3トップを起用.

対するレアルはいつもと変わらぬ布陣でクラシコをむかえた.

試合はまず,ファン・ニステルローイのきれいなゴールでレアルが先制.

前半からゲームが動き,スペクタクルな試合が期待された.

1対0のこの時点では,試合を支配するようなワンマンショーが繰りひろげられることは誰もが予想できなかっただろう.

10代にしてバルサでレギュラーを張り,敵将カッペロに「ドイツW杯は彼のための大会となる」とまで言わせた世界が認める天才,リオネル・メッシ

そう,今日の主役はこの少年となる.

先制を許したホームのバルサは,メッシが鋭い切れ味のドリブルで,序盤からカンバヴァーロを中心としたレアルディフェンス陣を切り崩す.

まずは1点ビハインドのこの場面でメッシが,エトーの強烈なグランダーのパスをいとも簡単にトラップしゴールへと繋げた.

完璧なポジションどりは完全にレアルディフェンスの裏をとった.

圧巻のプレーであった.

伝説の幕開けとなるゴールだった.

レアルはまたしてもファン・ニステルローイの得点で勝ち越すが,その得点をまたもメッシが無効化する.

再びメッシがゴール前で仕事をしたのだ.

そう,世界最高峰の戦いで,10代の少年が2点も奪ってみせたのだ.

しかしバルサはオレゲールの退場で,数的不利となり前半を折り返す.

さらに後半に入りバルサは,エトーを交代させた事で,前線の流動性を失い,攻撃が実を結ばない時間が続く.

そんな中,後半ゴールを先に奪ったのはレアルだった.

セルヒオ・ラモスのヘディングがバルサゴールへと吸い込まれた.

非常に効果的な加点だった.

2度も追いすがったバルサを「3度目の正直」を言わんばかりの加点で突き放したレアルが,カンプ・ノウでのレアルの20年ぶりの勝利を限りなく手繰り寄せた.

オレゲールの退場も,1点を追う立場になるとより大きな重圧となった.

しかしその重圧を1人の少年ははねのけてみせた.

最後のビックプレーを夢見たファンはいただろうか,彼のような少年に期待したファンはいたのだろうか.

そう,メッシは2度ではなく,3度もレアルのゴールネットを揺らしたのだ.

パスをうけ,鮮やかなステップと,誰にもついて来られないようなスピードで振り切ると,振りぬいた左足から放たれた強烈なシュート.

ボールはカシージャスの手など気にもせず,自ら好んでレアルゴールに飛び込んだように見えた.

生きているかのように….

そう,それは偶然ではなく必然だったのかもしれない.

「3度目の正直」を信じたレアルイレブンに「2度あることは3度ある.」と言わんばかりのこの日の主役は,未だに19才だというのだから,世界は彼にどんなに夢をみればいいのだろう.

彼は人々の夢を超える,そう,天才の域を超える存在なのかもしれない.

メッシという偉大な少年のハットトリックは.20年間守り続けたバルサの誇りを守り,なおかつ後世にのこる新たなる伝説を生んだ.

彼は,人々の記憶に残る事に長けすぎている.

できるかぎり彼の成長をこの眼に焼き付けたいものだ.


メッシ

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華がきえ,様相は激化する.

チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが行われました.

結果は以下の通りとなっています.

 

ポルト 1-2 チェルシー

ローマ 2-0 リヨン

バルセロナ 1-0 リバプール

インテル 0-0 バレンシア

アーセナル 1-1 PSV

  ミラン 1-0 セルティック

リール 0-1 マンチェスター・ユナイテッド

バイエルン 2-1 レアル・マドリッド

stレグの結果とあわせ,ベスト8進出となったのは

チェルシー,ローマ,リバプール,バレンシア,PSV,ACミラン,

マンチェスター・ユナイテッド,バイエルン・ミュンヘンとなった.

 

バルセロナがリバプールにアウェーゴールの差で敗れる結果となった.

前回覇者が1回戦で姿をけすことになったのは決して偶然では無いだろう.

知将ベニテスとライカールトとの差であったのかもしれない.

明らかにチーム力で上回るバルサを沈めたのはこの名将の力だと言っていいかもしれない.

もしもバルサの副監督に今もテンカテがいたらと嘆いた方もいただろう.

もちろん他の要素も複雑に絡み合った結果だということは明らかなのだが….

そして個人的にはもうメッシの雄姿がCLという大舞台で見れないことはとても残念でたまらない.

彼にはもっともっとその姿を世界にアピールしてほしかった.

昨年が怪我で泣かされただけに….

 

インテルもバルサ同様アウェーゴールの差で敗れ去る結果となった.

バレンシアは嫌いなチームではないが,インテリスタの私にしてみればこれは非常に残念な結果となった.

個人の力で圧倒していたにも関わらず,勝ちきれなかったことが非常に残念である.

そして試合後の乱闘こそ一番残念な事だが,これについては私がかいたところで何もかわらないので深く触れないこととしよう.

 

さて,この強大なチーム力を誇る2チームの敗退は,今シーズンのCLの激化を意味しているのかもしれない.

しかしながらその一方で,CLに華がなくなった感じは否めない.

それでも世界が注目している大会であることには変わりはないのだが….

ベスト8に残ったチームの中ではけが人が回復しつつあるチェルシーが,優勝候補の最有力だろう.

FAプレミアシップを独走しつつあるマンUも対抗馬になれる力は十分にあるが,私としてはローマ,バレンシアあたりがビックイヤーを掲げる事になる気がしてたまらない.

こういった予想は無意味であることは誰もがわかっているのだが,やはりやめられないのがサッカー人である証拠なのかもしれない()


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個人の力と組織力

ついにJリーグが開幕した.

ファンには待ちに待った「蹴春」の季節の到来だ.

昨季リーグ制覇を達成したわれらが浦和レッズは,開幕戦でJ2王者の横浜FCとの対戦となった.

スーパーカップに大敗して1週間.

どれだけチームが修正されているのかが注目されている点だった.

前半は個人の技術とパスワークで,横浜FCを圧倒.

最初に試合を動かしたのは浦和だった.

ワシントンの見事なポストプレーから,ポンテがゴール前に蹴りこんだボールがオウンゴールをさそった.

対する横浜FCは新加入の久保が魅せた.

前半終了間際,第一節のベストゴールは生まれた.

ハーフラインを超えたあたりでボールをキープしていた久保の左足が,突如牙をむいた.

まさに圧巻だった.

GKを責めることもできないほどのビューティフルゴールだった.

美しい軌道を描いたボールはゴールに吸い込まれた.

もしかすると,今シーズンのベストゴールが開幕戦で生まれたのかもしれない.

このゴールにより1対1で前半を折り返す.

後半,運動量の落ちた浦和は連動性をかき,攻撃は前線の選手,守備は守備的な選手が担当.

スーパーカップに続きあまりにも不甲斐ない戦いぶりを露呈した.

対する横浜FCは久保以外が個人の力で対等に戦うことができず,両チームともに攻めあぐねる形がつづく.

たよりの久保も気をはく横浜FCの中で運動量が落ち,集中力をかいており見せ場は作れなかった.

浦和の攻撃も,中にボールを放り込むだけの単調なものになっていた.

それでもゴールの匂いが漂うのは,前線にワシントンと言う最強の「個」がいるおかげだろう.

彼の威圧感はJの中で群を抜いており,その強さは誰もが知るところだ.

両チーム決定機を欠く中,試合が動かしたのはやはり浦和の「個」の力.

ここまで浦和の「個」を,チームとしての「組織」でカバーしてきた横浜FCの守備のほころびを見逃さなかった.

後半終了間際,横浜ディフェンスの中途半端なクリアが,レッズ永井の下に.

ボールをとった永井は,トラップの次の瞬間,目の前にいたDFを股抜きで交わし,追いすがるDFを置き去りに,力強いシュートを横浜ゴールにぶち込んだ.

「組織」を「個」の力が圧倒した瞬間だった.

試合結果は2対1で浦和に軍配.

それでも内容の悪さに,誰一人納得する事はできなかっただろう.

今後に大きな課題を残したレッズ.

対する横浜は個の力では到底及ばぬレッズに予想以上の善戦をした.

昨シーズンJ2を制した,高木監督が築き上げた守備力はJ1でも通用する.

あとは久保頼みとなっている攻撃陣をどう奮起させるかだ.

高木監督の本当の実力が試されるのは今年なのかもしれない.

それでも一昨季と違い,可能性を感じさせるチームに成長した事は間違いない.

その右腕に注目していこう.

J1第一節の試合結果は以下の通り.

千葉 0-2 名古屋

広島 4-2 FC東京

磐田 0-4 

大宮 0-1 G大阪

清水 1-0 神戸

浦和 2-1 横浜FC

鹿島 0-1 川崎F

大分 1-1 新潟

甲府 0-1 横浜FM

 
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期待のルーキーの活躍は…

「マーくん」こと楽天田中将大投手が,昨日行われたソフトバンクとのオープン戦で好投をみせ,その実力の高さをうかがわせた.

前日,駒大苫小牧の卒業式に出席した右腕は,ソフトバンク戦でオープン戦初登板.

6回から3番手として登板すると「伝家の宝刀」スライダーで2三振を奪うなど1回をぴしゃりと抑えた.

安定した内容で野村監督を喜ばせるとともに,開幕ローテーション入りを確実なものとした.

以前に行われたロッテとの練習試合でも4回を無失点に抑え,プロでもその力が十分に通用する事を証明している.

甲子園では「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹投手ひきいる早稲田実業に甲子園3連覇を阻まれたものの,私は,線の太さ,球の重さなどを考えると,田中投手のほうが実力では上だと考えている.

ただし,走るのが苦手と言うのは大投手になる最大の壁かもしれない.

「ピッチングは下半身から」というような言葉があるとおり,下半身の安定なくして大投手への道は開かれないと言っていいだろう.

それでもすでに150キロの球を投げられることを考えると,伸びしろがあるという意味でとらえれば,とても楽しみであることは隠せない.

そしてプロをも切りきり舞させる完成されつつあるスライダーこそ,田中の最大の武器だと言っていいだろう.

このスライダーのでき次第で,田中のできがきまってくることになる.

野村監督の下で,多くの事を学び,偉大な投手に成長してほしい.

 

田中将大

 田中将大

 
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