World Cup裏話 | Pride of football...

World Cup裏話

ワールドカップが来年にせまってますね。

前回のワールドカップの時は自国開催ということもありかなり盛り上がりましたね。

そんなワールドカップの珍しいエピソードを書きたいと思います。


Episode

第三回大会(フランス大会)の決勝はイタリア対ハンガリー。その決勝前夜イタリア代表に、ムッソリーニ首相(イタリア)から電報が届いたそうです。ヒトラーと並ぶ独裁者と呼ばれたムッソリーニが送った文面にはなんと…「勝利か死か」だったそうです。ムッソリーニらしいといえばらしい文面でした。ちなみに文字どおり背水の陣で臨んだ決勝、イタリアはハンガリーを4-2で下し見事な連覇を達成しました。無事に帰国ができて本当によかったです。今ではありえないこんなエピソードも昔はあったんですね。


Episode

第四回大会(ブラジル大会)では決勝トーナメントは行われず大会史上唯一決勝リーグをおこないました。この時代のブラジルはカナリア色のユニフォームではなく白いユニフォームを着ていたそうです。では、なぜユニフォームの色がカナリア色になったのか?ブラジルとウルグアイの両国による最終戦が事実上の決勝戦となったこの大会。カラカナンスタジアムに駆けつけた超満員のサポーターは自国開催ということもありほとんどがブラジル人でした。勝利を信じて疑わないサポーターの前でセレソンは1-2の敗北というまさかの大失態。なんとこの試合がきっかけに心臓麻痺と自殺による死者が4人でたそうです。これが有名な「カラカナンの悲劇」と呼ばれるようになるわけですが、これを機にブラジル代表は現在のカナリア色のユニフォームを一新しました。昔からブラジル人はサッカーにかける思いが強かったようですね。これが王国ブラジルの強さの秘訣ですかね?