黄金時代の到来を夢見て…。 | Pride of football...

黄金時代の到来を夢見て…。

レアル改革始まる・・・。

ここ3シーズンタイトルから見放されている“白い巨人”ことレアル・マドリー。

その原因の1つは、大きな権力をもつポストに居座っていたペレス会長にあることは間違いないでしょう。

今月の初めに行われた会長選挙でカルデロン新会長の就任が決まり改革の第一歩が踏み出されることになりました。

レアルは現在のところ、ジダンの引退が決まり、(剥奪された)セリエA優勝に大きく貢献したカンナバーロと、エメルソンの獲得に成功しています。

レアルはすでに伝統と言ってもいいくらい、長い間守備力の弱さが目立っていたので、今回の補強はほんとに効果の大きいものと言っていいと思います。

この2人が加入してから2シーズン連続優勝という輝かしい実績を残したユーベの事は多くの人が触れていると思うのであえて書く必要もないでしょう。

今回、レアル改革の目玉はここに挙げた2選手よりは、“優勝請負人”との呼び声高い元ユーベ監督のカペッロ監督といえます。

彼は現在チェルシーのモウリーニョ監督と並んで、世界で最も優秀な監督の1人と言っていいでしょう。

彼の就任こそが今回のレアル改革での最も大きな功績かもしれません。

彼が就任するだけで、優勝の2文字に大きく近づくことは間違いないでしょう。

これまでの経歴を見ても他の監督とは比べ物にならないほどの結果を残してきています。

過去に率いた4チーム全てでリーグ優勝を果たすという結果だけでもそのすごさが十分にわかりますね。

ミランでは5年間で4度のスクデット獲得(リーグ優勝)と1度のUEFAチャンピオンズカップ優勝をしました。

無敗優勝も成し遂げましたね。

レアルでも就任1年目でリーグ制覇を達成し、ローマには18年ぶりのリーグ優勝もたらしました。

ユーベでの活躍は言うまでもありませんが、就任してから2年連続優勝をはたしました。(この2年分の優勝は八百長疑惑で剥奪された)

過去15シーズンで8度のリーグ優勝という脅威の数字こそ“優勝請負人”たる由縁でしょう。

カペッロ率いるレアルが、黄金時代に突入したといわれるバルサをとめることができるかどうかに注目が集まりますね。

バルサの方も、テュラムザンブロッタと超一流選手を補強し磐石の体制を築こうとしています。

ほぼ完璧に近いバルサで、さらに補強を加える必要性があるとすればGKくらいでしょう。

おそらくレギュラーで使われるであろう新加入選手が入ったことで、昨年よりは完成度の面では低いチームとなっているかもしれませんが、そのポテンシャルの高さはチェルシーと並び、世界一といって間違いないでしょう。

バルサの最もおおきな損失はやはり、テン・カテの放出でしょう。

日本ではまったくと言っていいほど知名度のないテン・カテですが、バルサの戦術を支えたのは間違いなく彼であり、今回アヤックスの監督就任ということで助監督を辞めることになりました。

世界一の選手を抱え、世界一面白い集団で、リーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグを制して現在のりにのっているのがライカールト監督

その右腕として計り知れないほどの貢献をしてきたテン・カテのいなくなったバルサをどう仕上げていくかで彼の本当の実力がためされます。

話がそれましたが、マンチェスター・ユナイテッドの正式な発表がまだなようですが、ファン・ニステルローイのレアル加入が決まったようですね。

現在間違いなく世界で5本の指に入るFWなだけに、彼の加入は大きいでしょう。

彼のような総合力にすぐれたタイプであればセリエAでも通用すると思われるだけに、リーガ・エスパニョーラへの移籍は少し残念ですが、彼の活躍に期待したいですね。

現在センタリングにあわせる技術はトレゼゲと並び世界一といわれるルートだけに、ベッカムが生きることは間違いないでしょう。

また、ペナルティーエリアの中で絶対的な影響力を発揮するということで、ロビーニョや、カッサーノとの相性は気になりますね。

ロナウドとの2トップとなれば、現在世界最高の2トップでしょう。

しかし相性を考えると同時起用は難しいかもしれません。

自分が監督であれば迷うことなく起用しますが()

今後もレジェス、アシュリー・コールなどの獲得が噂されていますね。

カペッロのサッカーはつまらないと言われます。

それでもとても魅力的なチームなだけに、ついつい夢を見てしまいますね。

今年のリーガ・エスパニョーラの最有力優勝候補は間違い泣くバルサでしょう。

しかしもしかするとバルサの黄金時代をとめ、レアルの黄金時代が始まることになるのかもしれません。

 

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